友人が妹さんと来店。妹さんは私達の2つ下。

病気を抱えて子供も抱えて一人で頑張っている。

「食」が細くなって、見る見る痩せていって、今日も口に運ぶのは煙草ばかり。

友人が「食べることはココに相談しろ。お金は俺が払うから!」、男だから食べる事に細々と気を遣うことができないけど、なんとかしてやろうという優しさを感じた。

彼女が口にしそうな、ゼリーやドリンクのサンプルをかき集めて渡した。

「お母さんは、生きて笑ってるだけで子供は満足なんだから」と背中に触れた。

骨と皮だった。

彼女はポロポロと涙を流した。 私は必死でもらい泣きをこらえた。

「口に合わなかったら捨てていいから、口に合うモノがなかったらまた探すから、少しでも栄養のあるモノを口に入れてね!」

「泣くなら大声でワンワン泣くと良いよ! 笑う時もガハガハとね!」

 

帰り際、私に何度も何度も何度も「ありがとうございます」という彼女を抱きしめた。